2025年12月15日、赤坂にある会員制個室サウナ「ＳＡＵＮＡ ＴＩＧＥＲ」（サウナタイガー）で火災が発生し、当時、このサウナを利用していた川崎市幸区で美容室を経営していた松田政也さん（３６）と妻でネイリストの陽子さん（３７）が亡くなった痛ましい事故。
多くの皆さんがニュースでご存じなのではないでしょうか？
このニュース、捜査に進展があるにつれて、単純なサウナ店での火災事故とは言えないようで、設備的な不備やずさんとも言える安全管理面について、多くの関心と運営会社や経営者への非難が集まっています。
「令和の虎」三浦哲郎 氏と深い関係
「SAUNA TIGER」の運営会社であるSAUNA＆Co株式会社の取締役である栗原 修 氏は、YouTube「令和の虎」に出演しているトリアイナグループを率いる「三浦哲郎」社長とも関係が深いようで、トリアイナグループの創業メンバーだったとか。
「SAUNA&Co株式会社」取締役の栗原修が代表を務める「KUROFUNE&Co株式会社」は最近、業務停止命令受けたばかりだね。
この人、三浦哲郎氏率いるトリアイナグループの創業メンバーだったらしい。
栗原修さんはトリアイナグループ元社員
トリアイナグループ会長 三浦哲郎さんは 令和の虎の出演者
令和の虎って… 支援団体あるんだろうか…
栗原 修氏は、このトリアイナグループで、営業の統括マネージャーまで担っていた人物。
そもそも、三浦哲郎氏は、株式会社トリアイナ（TORIAINA Inc.）の取締役会長で、リユース（中古品売買）業界の大手企業を率い、「令和の虎」への出演で知名度を高めた人物。
VINTAGE BRAND TOKYOや「こやし屋」などの事業を展開し、ブランド品・時計・ジュエリーなどの鑑定やオークション運営、鑑定士育成も行っています。
今や年商250億円をたたき出すグループの創業メンバーで、かつ営業の統括マネージャーまで上り詰めた栗原修氏は、仕事においては相当なやり手だったのでしょうか？
栗原修は、行政処分を受けていた
栗原修氏は、現在KUROFUNE&Co株式会社の代表取締役も務めているのですが、ネットで「栗原修」と検索すると、【「訪問購入業者KUROFUNE&Co株式会社 】に対する行政処分」】という消費者庁からの行政処分内容が確認できます。
消費者庁は、宝石、貴金属、時計、ブランドバッグ等の中古品を購入する訪問購入業者であるKUROFUNE&Co株式会社(本店所在地:千葉市美浜区)(以下「KUROFUNE&Co」といいます。)(注)に対し、令和7年11月26日、特定商取引法第58条の13第1項の規定に基づき、令和7年11月27日から令和8年8月26日までの9か月間、訪問購入に関する業務の一部(勧誘、申込受付及び契約締結)を停止するよう命じました。
発令は、2025年11月27日で、業務の一部停止命令も受けているようです。
その業務停止命令の内容とは、
勧誘の要請をしていない者に対する勧誘（特定商取引法第５８条の６第１項）
ＫＵＲＯＦＵＮＥ＆Ｃｏは、少なくとも令和５年１１月から令和６年２月までの間に、訪問購入に係る不要品売買契約の締結について勧誘をする承諾のみを取り付けた上で消費者宅を訪問したにもかかわらず、同所において、訪問購入に係る本件売買契約の締結についての勧誘の要請をしていない者に対し、本件売買契約の締結について勧誘をしていた。
具体的な内容は、次の通り
令和５年１１月、ＫＵＲＯＦＵＮＥ＆Ｃｏは、消費者Ａ宅に電話をかけ、訪問購入をしようとして、Ａに対し、「買取りで回っているのですが、不要な物はありませんか。」、「マッサージチェアはありませんか。」などと告げて、不要品売買契約の締結についての勧誘をし、Ａはこれを承諾した。
この電話において、Ａが承諾したのは、不要品売買契約の締結についての勧誘のみであった。
後日、ＫＵＲＯＦＵＮＥ＆Ｃｏの従業員Ｚは、Ａ宅に訪問した際、Ａが本件売買契約の締結について勧誘を要請していないにもかかわらず、Ａに対し、「イミテーションのアクセサリーとかでも買ってます。アクセサリーだったら何でも大丈夫です。」、「今出した方が良いものも、絶対あるんで。」などと告げて、本件売買契約の締結について勧誘をした。
Ｚが本件売買契約の締結について勧誘をした際、Ａは、Ｚに対し、「でも今、売るつもりは全然ないんだけど。」などと、本件売買契約を締結しない旨の意思を表示したが、Ｚは、「使わないのは絶対整理した方が良いとは思います。」などと告げて、引き続き本件売買契約の締結について勧誘をし、Ａと本件売買契約を締結した。
つまり、マッサージチェア買取に関して直接訪問をしたが、訪問のついでにアクセサリーの買取についても話をして、ある意味強引に買取を勧誘したというものですね。
さらにクーリングオフに関する記述や説明も行われなかったことも含まれています。
今、一部訪問買取業者の間で、目的とは違う強引な訪問買取も問題になっているようなので、買取を考えている皆さんも注意が必要です。
また、行政処分というのは企業運営にとってはかなり重いもので、
赤坂のサウナの件で代表栗原修(くりはら おさむ)の名前で検索したら「訪問購入業者KUROFUNE&Co株式会社 】に対する行政処分」っていう消費者庁の警告出てたんだが。
これって無謀かつ強引な訪問買取した場合にしか出ないかなり重い処分だぞ。色々闇深すぎる
サウナタイガーの会社KUROFUNE&Coは行政処分も食らってるやばい会社。
サウナ事業に逃げてきたが設備が杜撰で事故死発生。
社長の栗原修も今回はもう逃げられないだろうな。
これって、あくまでも氷山の一角なのでしょうか？
サウナタイガー 社長交代
現在、運営会社の社長は栗原修氏から変更になっているらしく、
火事のあったサウナの経営者に関する話が流れて来たので検索してみたところ https://newscast.jp/smart/news/8285851
サウナを紹介する2024年8月19日の記事では確かに栗原修になっているが
https://sauna-co.jp 現在の運営会社のサイトに記載された代表取締役は別の人になっているな
今回の火災事故のきっかけに、代表取締役の交代も行ったのでしょうか？
まとめ 行政処分は本当だった
2人の命が失われてしまった火災事故ですが、運営会社およびその経営者であった栗原 修氏の会社に消費者庁から、行政処分があったことは間違いないようです。
このことが何を意味するのか・・・今回の火災事故は、ただの事故で済ます内容ではなく、設備の不備などの人災とも言われています。
今後の、捜査の推移を見守っていきたいですね。
